2017年10月4日
高野山の観月会告知 ~昭和女子と平成女子と昭和男子~
こんにちは。
昨日は、高野山の金剛峯寺での中継でした。
普段は非公開の奥殿で今週末(6・7・8日)、観月会が開催されるということで、特別に中に入れていただきました。
まずは事務所から、担当の方に案内され、機材を持ってにょろにょろと寺の中を進んでいくのですが、たびたび取材に来ているわけでもないので、今歩いているところがどこなのかもわかりません…
すれ違ったツアー客が、どなたかがお粥を召し上がった部屋がここだと案内されているのを聞いて、広いその場所が私の中で急に息づき始め、置かれている箪笥のちょっとゆがんだ抽斗や足元の古い床板が懐かしいものに思えてきました。
さて、日本最大級の石庭、蟠龍庭や窓を開け放した奥殿などはすばらしく、観月会への参加をおススメしようとブログに書いているわけですが、高野山はもう寒くなっています!
朝晩は既にストーブを使用しているとのことですので、上着を持っていってくださいね。
最後に、お坊様との雑談で驚いた話を1つ。
「最近の子どもは油揚げが何でできているかを知らないんですよ…平成の子はね…」
高野山と言えば、思い浮かぶのは精進料理。肉などはもってのほかというイメージがありますが、平成の子って、まさか大人も??
お坊様の言葉の端からそんな匂いが感じ取れたので、
帰社後、平成女子社員に尋ねてみると…
「え~っ!油揚げですか~?あぶら??」という答えが返ってきました。
複数の昭和女子がこう言いました。
「スーパーの売り場でも豆腐と同じところにあるじゃな~い!」
そして、私よりもベテランの昭和男子はこう言いました。
「今はもう豆腐屋から買わなくなったからな~」
皆さんはいかに?