2024年1月15日
冬の激闘 高校サッカーを振り返って
風尾彩花です。
新年を迎えて2週間と遅れてのご挨拶ですが、皆様今年も宜しくお願いいたします。
年明けから心痛むニュースが続いています。
被災された方々へ心からお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
寒い中での避難生活、今なお余震が続く地域があることに不安が募るばかりです。
テレビ局員としても一個人としても、穏やかな日常と今後起こりうる災害への備えに関する情報を発信できるよう、努めていきたいと感じています。
そんな大変な状況下で、高校サッカーの全国舞台は各校の激闘の末、幕を閉じました。
私も和歌山代表 初芝橋本高校のリポートを担当するため、年末年始は東京でお仕事でした。
初芝橋本の1回戦の相手は山梨の帝京第三。
3対2で勝利し、初芝橋本13大会ぶりの全国勝利を飾りました。
大晦日に行われた2回戦では、東京Aの堀越に0対0でPK戦の末敗退。
私はベンチリポーターとして一番近くで試合を見守り、お伝えさせていただきましたが、
2回戦後半に石丸キャプテンが怪我でピッチを去る展開には動揺が隠せませんでした。
石丸選手の代わりにキャプテンマークを巻き、チームに声をかけ続けた副キャプテンの池田選手。
石丸キャプテンとは小学校の頃からの仲で寮も同部屋。仲間のために鉄壁の守りでゴールを守ったGKの大竹野選手。
最後まで勝利を信じ、選手1人1人を信じた阪中監督。
涙なしでは見られなかったあの激闘、仲間を思い戦った姿はどのチームより輝いていました。
選手たちを支えてきたご家族やサポーターの皆さんにとっても忘れられない勇士、胸に込み上げてくるものがあったかと思います。
一瞬一瞬に思いをかける高校サッカー、素直に、いいなと。
そして全国で一緒にお仕事ができたアナウンサーの皆さんとの写真も沢山。この繋がりも宝物です。
1年前の初の高校サッカー担当時は私も一杯一杯…
今回は前回より成長できた喜びを噛みしめ、今年も前向きに仕事を頑張りたいと思った風尾でした。